時間も費用も掛かるので面倒ですが、受けといたほうがいいですね。
なにも異常がなければ安心しますし、万が一何か異常があればかかりつけ医(いなくても近くの町医者)に結果の用紙を持って行って相談すればいいのです。
私は数年に一回大腸がん検診の精密検査を受ける診断を受けます。
一回大腸内視鏡検査で大腸ポリープを切除する手術を受けた時、1,2個だけでなくなんと16個も見つかり、3個ほど切除したことがありました。
切除したポリープは悪性化されてないか検査に回され、結果悪性ではなかったのが幸いでした。
- 家族も大腸がんに?
- ポリポーシスとは?
- 手術が必要か?
- 家族も大腸がんに?
実は私が気になっていたのは、亡くなった父や母、そして今も健在の姉もみんな大腸がんにり患したことがあるからです。
これって遺伝するの?と思い、そしてなぜ大腸ポリープが繰り返すのかしらべてみました。
- ポリポーシスとは?
原因の一つとして考えられるのは、ポリポーシスという遺伝性の疾患です。
消化管にできるポリープの中で、複数できるのが特徴的です。
大腸がんになる原因の一つとされています。
40歳を超えると約半数ががんになるそうで、放置すると60歳までには100%になるそうです。
たくさんのポリープが特徴だといいましたが、多い方ではなんと100個以上にもなるそうです。なんかゾッとします。
家族性大腸線腫症ともよばれるため、原因は遺伝子の変異だともいわれているそうです。
治療は大腸の切除が推奨されているそうです。
現在の医学の進歩があっても、手術は回復になるのかなと思うと不安になります。
- 手術が必要か?
さてポリープが発見されたら行われるのはポリープの切除手術になります。
ポリープの切除は内視鏡手術になることが多いようです。
昔のように開腹だと痛そうですし、傷の回復に時間がかかりそうですしね。
ただこれには前処置という準備が必要になります。
手術前約1週間から食事を消化の良いものに変えていき、数時間前に下剤を飲んでおなかの中の便をすべて出し切ってから手術を行います。これがきついと感じる方も多いと思います。内容物が水になったらいいのですが、そうなるまで時間がかかります。普通の下痢でも体力が失われます。しかしあくまで個人的感想ですが、前日からより前々からうどんや豆腐などの食事に切り替えていくと案外楽なものだと思います。
大腸に内視鏡を入れていくのですが、これは大腸の中に空気を入れて膨らませるので、執刀医によっては痛い時もあります。これは人それぞれになるので、あたりはずれの運みたいなものです。そこで医療機関によりますが、鎮静剤を使うところもあります。不安ならば前もって相談した方がいいと思います。
初めての方なら何かと不安だと思います。
しかし不安なことは、消化器内科とかの専門医に一度相談してみることをお勧めいたします。自分の体は自分でしかわかりませんからね。。。。