ここ数年の間に、障害者も健常者と同じように職につくことは当たり前になってきました。
私が子供の頃聞いていた2〜30年前では、障害者の就職は作業所という部屋で少人数でお菓子の袋詰めをするくらいでした。
現在は障害者が対象の就業や生活の相談・提供をしてくれる場が増えています。
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ここ数年の間に、障害者も健常者と同じように職につくことは当たり前になってきました。
私が子供の頃聞いていた2〜30年前では、障害者の就職は作業所という部屋で少人数でお菓子の袋詰めをするくらいでした。
現在は障害者が対象の就業や生活の相談・提供をしてくれる場が増えています。
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障害年金とは、生来の障害やケガや病気などで障害が残った方がもらえる年金のことです。
障害年金には、障害基礎年金と障害厚生年金の2種類があります。これは基本65歳になるともらえる老齢年金や、亡くなった後残された家族に支払われる遺族年金も同じです。
↑子供の年金証書
目次
はっきり言って日本の年金制度はややこしいです。
日本の年金制度は国民年金は20歳になると、全員が掛金を払わなければなりません。原則65歳になって年金を受け取るためには、保険料の納付と免除を合わせて10年以上必要になります。免除はどうしても保険料が支払えない人が受けることができます。これは自分から申請が必要です。
そして国民年金の上乗せで、会社に勤めている方が厚生年金が天引きされる形になっています。
ところがもらえる年金は1人に一つが原則です。では基礎年金と厚生年金は併用できないかと言われるとそうではありません。仕組み上基礎年金の上に厚生年金が上乗せされることになっているので、基礎年金➕厚生年金はもらうことができます。
障害認定されると当然仕事に就けなくなってしまいます。そうすると、お給料などがもらえなくなります。そしたら生活が困窮してしまいますよね。こういう場合に障害年金をもらうことで、家計を安定させることができます。
そして障害年金は老齢年金と違って、所得にはなりません。つまり税金がかからないので、手取りが減額されることがなく支給額そのままもらえるのです。
あとは生活保護の場合、使い道が制限されることがあります。例えば住宅や自動車の購入などに充てることができません。しかし障害年金の場合は制限されていないため、自由に使えることが出来るのです。
障害年金を受けると、条件はありますが国民年金支払いの免除が可能になります。免除をしてもらうには、こちらから市区町村役場などに出向いて申請が必要です。ところが免除を受けると将来もらえる老齢基礎年金額が大幅に減らされてしまいます。これが一番のデメリットになると思います。
日本は1人1年金が原則になっています。
つまり障害基礎年金と老齢基礎年金との併用、障害厚生年金と老齢厚生年金との併用はできないようです。
結局のところ障害年金はもらっていいかと言われると、メリットは多いのでもらう方がいいと思いました。
基本はまず20歳から国民年金保険料は支払いましょう。そしてどうしても難しいようなら、免除してもらうよう市町村役場へ申請しましょう。
しかし該当される方がいらっしゃれば、障害年金や遺族年金は受け取る方がいいと思います。どれが一番多くの年金を受け取れる方法なのかは人それぞれになりますが‥。
法定免除を受けて現在の負担を軽減するか、法定免除を受けずに国民年金を支払って老後に備えるか。それはじっくり考えるべきところです。